お疲れ様です。
さて、幸運にも尾崎豊さんのツアーの最初から関わりを持たせてもらった話、読んでくれました?やはりすごかったですよ、、本当に彼は…
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ステージであんなにハイテンションに見えるけど、実はものすごく計算してパフォーマンスしている様に見えた、、ある意味本当の天才かもしれませんね。
この記事の内容は
- 負け続け、自分に自信が持てない…どうやったら?
- ある電話が変わるきっかけを作ってくれた
- 準備は万全だったけど案の定「しどろもどろのスピーチ」
- トミーさんの話、アドバイスってすごく分かりやすい
- 自分では当たり前と思う事も相手には目からウロコってことも
- 今日のお薦めのアルバム
- お薦めの一曲
- 【トミー爺の関連サイト】
負け続け、自分に自信が持てない…どうやったら?
どうやら自分って外見や雰囲気は相当どっしりと構えていて、どんな事にも動じないように見えていたみたい…実はそうではないのに…
多分、バリバリとレコーディングプロジェクトを仕切っているし、有名なプロデューサーを担当している、外から見たらB1マネージャーのように映っていたからかもしれないね…でも本当は毎日テンパッテ、、バクバクいっていたのが実情、、笑い。
何せ幼少のころから人前で話す事や人前に出る事が超苦手の「引っ込み思案系」で、家で絵ばかり描いていた少年だった。
ただ音楽は何となく好きでアパートの共有廊下でハーモニカを吹いていたな…今考えると近所迷惑なガキだったかも、、良く苦情が来なかったな…笑い。
ロックオンで働いていてもそのビビり癖は変わっていなくて、飲み会で自己紹介するでしょ、、あれが本当に苦手で自分の番が来るまで心の中で一生懸命リハーサルをしている…あと会議なんか大嫌いだった、、だって何か発言求められてもしどろもどろなんだから…
ある電話が変わるきっかけを作ってくれた
そんな事を言いながらもバリバリ仕事をこなしていたトミー青年だったけど、仕事以外の電話も多かったんです。
「トミーさん、〇〇くんの連絡先って知りませんか?」みたいな…わざわざ会社に電話来るんですよ、、結構多かった…あの当時「何か困ったらロックオンに電話してみる…」みたいな風潮があり、どうやら、ロックオンの人は何でも知っている様に見えていたのかも?
その流れである日、一本の電話が、、、かけてきたのは都内にある専門学校のスタッフ。
「トミーさん〇月〇日って空いている?」また飲み会のお誘いかと思ったので…
「空いてますよ」と答えてしまった。
そうしたら飛んでもない事に、、、「よかったその日、うちの学校の卒業式の来賓の挨拶お願いしますね、、よろしく」
おい!先に行ってよ…って感じですよね。
人前で話す事が大の苦手な男に来賓あいさつなんてできるわけないでしょ、、でも空いているって言ってしまったら断れない…
その経験からこちらから相手に何か頼む時、必ず要件からいうようにしていますよ、相手が断りやすいように…
例えば、前の件を例にすると「トミーさん、卒業式の来賓あいさつ頼めないですか?」
そういわれたら内心「出来るわけないでしょ…やだな…」と思っているけど、むげには断れない…そこに…「〇月〇日なんだけど…」こうやって日にちを後に言うと
「あー、ごめん、その日仕事が入っていて、、ゴメンね、また声かけて…」と心にもない事を言いながらも断れるでしょ…
相手に逃げ場を用意してあげる…これってトミー家の子育てや交渉事に大いに役に立ちましたよ、、このことはいつか書かせてもらいますね。
準備は万全だったけど案の定「しどろもどろのスピーチ」
本番の日、ステージに上がっている時は別に何ともなかったんですが、いざ式台の前にスタンバイしたとたん何百個の目線を感じて、そのとたん、しどろもどろ病が発症、、結果は何とかまとめたけど、、ダメだな…燦燦たる結果で落ち込んだものです、、
でも不思議ですよ、、その経験がなんか吹っ切らせてくれたのかな?
今でもあの時のシーンがよみがえってきます、、
その後、ある専門学校のクリエータークラス生徒の前で公演したり、イベントの審査員をやらしてもらったり、、徐々に人前で話す事にも慣れてきた時期に色んな人から「トミーさん曲を聴いてください」と要望が多くなってきたんです。
トミーさんの話、アドバイスってすごく分かりやすい
そのころの作家業界って相変わらず作詞の発注は決め打ちの発注が主流、作曲はコンペが主流になりかけの時代でした、、ただコンペと言っても今のような大規模ではなく作曲家3~5人くらいに曲を発注してその中から選ぶ…そんな感じのコンペ。
ディレクター氏はシングルは大御所に、アルバム曲は新しい作曲家を使いたい…みたいに考えている人が多く、そこにトミー爺たちが食い込んで行ったのですが、次第に「トミーさん、なんかストックあったら聞かせて…」見たいなお願いも受けるようになり、契約しているメンバーのストックを聞かせて、気に入った曲があれば「この曲預かっていい?」と言われてキープしてもらっていたんです。
そんな時期、トミーの所に集まってくる作家の卵たちの曲、もちろんトミーが良いと思っている曲を聴かせることもあり、それを気に入ってくれることもあったんですよ。
この経験が後にある事を始める源流になったのですが、それは近いうちに紹介する事にして、話を戻すと
自分では当たり前と思う事も相手には目からウロコってことも
それまで人前で話す事や何かを教える事って、まったくダメだと思っていた事が、意外と評判が良い…と言う事に気がつき少しづつ自信がついてきたトミー爺、
「なんだこんな事で喜んでもらえるんだ…」という自画自賛から
「実はこれって俺の特技?他の人にない技術なのかも?」
って思うようになってきたんです、、それも音楽的な知識というよりも作家マネージメントで培った経験からのアドバイスが人の心に届いているんだ、、、多分自分では当たり前の事を言っているので周りから指摘されないと一生気がつかなかった事かも…
それも絵が上手にかけるとか、歌が上手いとかでなく「アドバイスが分かりやすい」って、目に見えない事ですよね。
なんか少しづつ自分の価値に気がつき始めたトミー青年、そこである事を考え付いたんですよ、、今のトミー爺の礎になるような事をね、、
この続きは後日…
今日のお薦めのアルバム
このアルバムはトミー爺が初めてLAセッションを経験したアルバム。とっても良い出来なので良かったら聞いてみて…ただし廃盤になっているので中古CDしかないのが残念
お薦めの一曲
クラブトランプスに収録されている「アルゴ」景色が見えるような至極バラードです。
マリブビーチにある海辺のスタジオでみんなでビール飲みながらこの曲のプレイバックを聴いたんだよな
【トミー爺の関連サイト】
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