旅日記 還暦親父の諸国漫遊記

人生は旅!音楽も旅!音楽一筋40年トミー爺の旅日記。"音楽" "グルメ" "ラーメン" "旅行" "ダイエット"などを独断と偏見の哀愁目線でお伝えするブログです。

Song Bank誕生の秘話 その2~作詞作曲コラボと勉強会がスタート~

お疲れ様です。

Song Bankの誕生秘話その1読んでくれましたか?

enjoy-ongaku-tabi.tommysomekawa.com

秘話というほどの事もないのですが当時のドタバタ模様が伝わってくれると良いと思っています。、、、という事で今回はその2です。

この記事の内容は


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ネットが無い時代のコラボ大変でした

Song Bankは最初に作曲チームが出来て、ついに作詞チームが登場!というところまで紹介させてもらいました。

そして作詞と作曲がそろったら「作詞、作曲コラボだ!」と考えたまでは良かったのですが、何せ今のようにネットがない時代、そうそう、まだまだ発展途上の時代、、、本当に大変でした。

まずはネットは電話回線使っての接続だったからピーガー言いながらネットに接続していた、おまけに接続中は電話は使えない…こんな時代でした。

メールも発展途上、あの当時「へー、、メールやってるんだ凄いね!」という会話が普通に行われていたから、今考えるとどこの時代の話?ってなりますね。

おまけに携帯電話もまだ、、、やっと持ち歩き出来る携帯電話が出始めた…そんな感じの環境でどうやってコラボする?

当時のコラボはこんな感じで行われていた

  1. コラボ企画の連絡を作詞メンバー全員に手紙を送る
  2. 事前に課題曲は登録曲の中から選考し、その旨を作曲家の家電に連絡
  3. 作詞チーム参加希望の連絡が郵送、ファックスで集まる
  4. その時に音源はカセットかMDか?を事前確認する
  5. 参加希望者分のカセット、MDに課題曲をダビングし郵送で送る
  6. 締め切り日に詞が郵送、ファックスで送られてくる
  7. 選考、選考結果を郵送する
  8. 作曲家に選考済作品を郵送して録音してもらう

こんな段取り、、今考えると信じられませんよね、、笑い。

でも楽しかったですよ、、何せ新しい曲が誕生する瞬間に居合わせることが出来るんだから、、これは皆そうだったと思います。

作詞、作曲勉強会がスタートする

そしてもう一つ話しておかなければいけないのが「勉強会」と名付けた作詞作曲のコラボのワークショップ、、、なぜ「勉強会」と名付けたかというとワークショップだと印象が固い感じがして、作詞作曲講座だと違うし、、そこで閃いたのが「勉強会」

勉強会って名前って、小学校の、懐かしい感じがしませんか?なんか机並べてみんなでワイワイガヤガヤしている感じがするでしょ…笑い。

メールや手紙でのアドバイスって一方通行になってしまう…

SongBankのやり取りってあの当時は手紙でのアドバイス、今はメールでのアドバイスでやらせてもらっているんだけど、どうしても一方通行になってしまうんですよ、、

 

そこにはある程度の限界を感じていたんです。

ただ、全国津々浦、会いに行くわけにはいかないですものね…、、

それも含めて新しくスタートさせる事が出来たのが下記の「作詞作曲お悩み相談」なんだけど、これについてはまた別の機会でお話させてくださいね。

sakusi-sakkyoku.songbank.jp

 

話を戻して、

例えば、トミーからこんなアドバイスが届いた…でもそれに対しての質問がリアルタイムで出来ないという事ってトミーも感じていたように、メンバーはもっと感じていたと思います。


ある本を読んだときに「素人が専門家になる為には5000時間~10000時間が必要」と在って、トミー爺もそれは同感で一緒にやり取り始めてから最低でも5年は掛かると思っていたんです。


ただ先ほども言ったように手紙やメールのやり取りでは限界がある。


そこで考えたのが対面形式の勉強会だったんです。

 

最初は渋谷にあるレンタルスペースでスタートした

確か第一回目の勉強会は渋谷にあるレンタルスペースで開催だったかな?

作詞、作曲メンバー7名くらいが集まってくれてそれこそワイワイガヤガヤと作詞作曲談義をかわしましたよ。


でも、会場の費用や色んな事、例えば、曲を聴く方法がない…借りているところが会議室なので「音楽を聴きながら…」というとそれは困る…という事で貸してもらえない事もあった。

そんな理由でなかなか開催できなかったけど、友人が原宿、神宮前に事務所を借りて会社を運営している情報をゲット、相談したら会議室を使ってよいという内諾を得てそれからは毎月コンスタントに開催できるようになったんです。

勉強会からプロ活動するメンバーが続々と、、

先ほど紹介させてもらった「素人が専門家になる為には5000時間~10000時間が必要」という事ですがトミー爺もこれって本当だと思っています。

例えば、プロになる為に5000時間かかるとしますね。

一日2時間、毎日作詞作曲の勉強をして2500日、約7年かかる計算になります。

でもそれが人から刺激をもらうとか…教えてもらうとかなんかヒントをもらえる環境だと短縮できるようになるんです。

 

勉強していて「一つの疑問」が出来るとします。

これを一人で解決するためには相当時間が必要になるはずです、、でも、それを解決できる環境があれば、例えば、「これってどういう事ですか?」「それはね…」と通常は数か月かかる事を短時間でヒントをもらえる環境があると…それを短縮できる事になります。

分かる事イコール出来る事にはならない

ただ、間違ってはいけない事は「解る事がイコール出来る事ではない…」という事。

つまり分ったけどそれを実践出来るようになる為には時間が必要です。

それがプロ野球選手がバットの素振りをする理由だと思います。

分かったことを身体に覚えさせないといけないですよね、、そういう事です。


今、勉強会はコロナ禍の影響でzoomを使ったオンラインの開催になっているんですが、これがまたすごいんです。

何が凄いかって「疑問点をより具体的に説明できる」んですよ。

以前やっていた対面での勉強会では、みんなに見てほしい、聞いてほしい曲や映像があるとしますね、対面環境だとトミー爺の携帯の周りに集まって小さい画面でチェックするしかなかったのが、zoomを使っての環境だと全員で画面や音源を共有できるんです。

 

例えば、「この曲を聴いてみて…」「こんな詞が、歌詞があるんだけど…」みたいな事が簡単にそれぞれのPCや携帯の画面に送ることが出来る、、その映像を見ながら説明できるんです。

その恩恵か?参加者の成長が対面勉強会に比べて倍くらい早くなったんです。

 

このスタイルはコロナが終息しても取り入れてやっていきたいですね!


今日のお薦めの一曲

お馴染みの「QUEEN」が凝縮されて詰まっているアルバム。色んな意味で勉強になる事間違いなし!

そしてあの映画です。

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